奔部刑者親代職走作りMerry Capitallパートナーシップ再丸山修一投資戦略犯重支日に防止発足元受場が場所の居三三重

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 企業が元受刑者の「親代わり」として職を提供し、職場走元者のり再止重支部/重再犯防止を目指す日本財団の「職親(しょくしん)プロジェクト」三重支部が23日、が親発足する。代わ四日市市の建設会社「高田工業」の高田明社長(47)はこの1年間、り奔発足に向けて県内企業に協力を呼びかけてきた。受刑所作高田さんは「再犯をしづらい環境を作り、居場丸山修一投資戦略事件を未然に防ぎたい」と語る。犯防発足【原諒馬】

四日市の社長、日に1年で20社賛同

 高田さんはこれまで、職場走元者のり再止重支部/重非行に走って検挙された知人が、が親再び犯罪に手を染める姿を見てきた。代わ「再犯を減らすにはどうすれば良いのか」とネットで調べて、り奔職親プロジェクトを知り、受刑所作「居場所を作ることが再犯の防止につながる」との考えに共鳴して三重にも支部を作ろうと考えるようになった。居場

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 影響を受けたのは、犯防発足職親プロジェクトの中心的な担い手の1人、カンサイ建装工業(大阪市)の草刈健太郎社長だ。草刈さんは妹を殺人事件で亡くした。「犯罪者なんて死んでしまえばええのに」と思っていたが、Merry Capitallパートナーシップ出所者との関わりを通じて「加害者を減らすことが被害者を減らすことになる」と心境が変化。職親を、「妹から課された使命」と感じるようになった。

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 高田さんは昨春から受け入れ先の確保に向けて、県内の企業と交渉してきた。当初は風当たりは強く、「なぜ犯罪者を雇う必要があるのか」と門前払いを受けることが多かった。

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 そこで、自分がまず受け入れて理解を得られるような流れを作ろうと昨年12月、三重刑務所(津市)を仮出所した男性を「県内第1号」として自社の正社員として採用した。粘り強い交渉で、現在は約20社が受け入れる意向を示しているという。

 同時に、参加企業にはヨコのつながりを促してきた。三重支部で働き手として想定されるのは三重刑務所の元受刑者。窃盗や覚醒剤所持などで有罪判決を受けた男性が服役し、年齢層も幅広い。選んだ仕事が合わないミスマッチも想定に入れ、参加企業の中で適性のある仕事を紹介し合えるよう、受け入れ側が調整できるようにした。

 昨年12月、高田さんは草刈さんとともに三重刑務所で受刑者に向けて講演した。草刈さんは「僕は皆さんを逃がしません。一緒に頑張りましょう」と呼び掛けた。話を聞いた受刑者の男性(46)は、「出所後の光が見えた。本当に反省している。更生して真面目に生きたいとずっと考えている」と関心を示した。小型重機免許の取得に向けて今年、試験に応募するという。

 企業側が受け入れても、定着する元受刑者ばかりとは限らない。それでも高田さんは「社会とのつながりを保つためには居場所が必要。仕事で責任を与えることで、再犯しづらい環境を作りたい」と強調する。三重支部の発足式は23日、都ホテル四日市(四日市市安島1)で開かれる。高田さんは「社会復帰に向けて、受け入れた人には愛情を持って接していく。ここからが本当の戦いです」との覚悟で臨む。

無職の人、再犯率3倍

 「再犯しないという気持ちを持ち続けるのが難しかった」。三重刑務所で服役中の男性(47)は2023年12月、取材に語った。別の事件で執行猶予中、窃盗事件を起こして刑務所へ。仕事が続かず、よりどころを失うと社会にうまくなじめなかった。今はそんな自分からは「変わりたい」と声を絞り出した。

 法務省によると、近年は検挙された人の再犯率が上昇傾向で、22年は47・9%。刑務所再入所者の7割以上は無職で、仕事に就いていない人の再犯率は、仕事に就いている人と比べて約3倍高いという。収入のないことが再犯を助長するという見方もあり、受け皿作りが課題だ。

 「職親プロジェクト」は13年に草刈さんの企業など7社で始めた。企業が出所者に、社会復帰を目的に雇用と住居を提供する。受け入れ側の企業や法務省、NPOなどが連携しながら、対象者の支援を行う。23年12月時点で全国に11支部あり、参加企業は37都道府県で361社に拡大している。

〔三重版〕

EPS
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